2006年12月09日

館正訓選手(DH)

館正訓選手(DH)福岡でスポーツインストラクターとして活躍する館正訓さんは現在40歳。自転車を始めたのが中学3年生のときというから、そのキャリアは20年以上の大ベテランです。2000年にはマスターズ世界選手権に出場。春の吉無田MTBカーニバル(DH)では2位、ダウンヒルグランプリでは開幕から3位-4位-3位の成績を残してる九州のトップライダーのひとりです。
館正訓選手(DH)館さんの普段のご職業を教えてもらえますか。
福岡市内のスポーツクラブでスピニングのインストラクターやってます。最近は自分でもバイクを持つことができたので、出張もやってます。

スピニングについて簡単に説明してください。
動かない自転車ですね。エアロバイクとはまた違ってって、もっとダイレクトなものですね。エアロビクスに近いかな。

音楽に合わせてリズミカルに漕ぐやつですよね。
そう。音楽が道路を表現してるんです。力強い曲だったら負荷を上げるとか、軽快な曲だったら回転を上げるとか。

トレーニングというとスピニングがメインになるんですか?
そうですね。ほとんど外で乗れてないのに、スーパー上級で走れてるんですから。実証できてるかな。

自転車に乗ることに比べて、スピニングのメリットは?
室内なので天気や時間、他の交通を考えずに心肺機能を向上できる。簡単に言うと持久力がついてくる。ダウンヒルやってるひとって、本番でバテちゃって力をだせないことがあるけど、そういうことがなくなりますね。あとは、自転車を漕ぐ際の型っていうのかな、本来の形。それを追求できます。

なるほど。ところで、話が変わりますが、マスターズ世界選手権に出場した際に、えらく感銘を受けたそうですね。
2000年のことなんですけど、自分が走った後にあるライダーが下りてきたんですよ。ヘルメットを脱いだら、60歳のじいさんなんですね。でも、僕より1分しか遅くない。その時に、死ぬまでダウンヒラーでいたいって思いました。日本一ダウンヒルを楽しんだ男になりたい。日本一速く走ることは無理だったけど、長くならまだ可能性あるからね。

マスターズのチャレンジは続きますか?
そうですね。今はオカネもなくて休止中だけど、自分のなかにある目標としては60歳で世界一を争いたい。ちょうど20年先の話なんだけど。そのときまで走っていたいですね。


秋の九州MTBまつり開催まで、いよいよ1週間となりました。 エントリーの締め切りは12/10です。まだの方はお急ぎください。

同じカテゴリー(注目選手)の記事画像
柴田健太郎選手(5H耐久)
本村貴之選手(DH)
同じカテゴリー(注目選手)の記事
 柴田健太郎選手(5H耐久) (2006-12-11 22:58)
 本村貴之選手(DH) (2006-12-07 20:31)

Posted by webmaster at 23:54│Comments(1)注目選手
この記事へのコメント
紹介有り難うございます。ところで、どのへんが注目されてるんでしょうね?(笑

とにかく、本番も全開ノリノリで走らせていただきます。
見てね。
Posted by 館兄 at 2006年12月14日 01:03
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。